ブルドッグの特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ブルドッグの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^
特徴
13世紀頃、犬と牛を決闘させる“ブル・ベインディング”の為、改良された犬種をベースに愛玩犬用にさらに改良されたのが現在のブルドッグです。
見た目は怖そうですが真逆の性格なので、たくさんの人に愛されています。
ブル・ベインディングが動物愛護によって禁止されるとブルドッグたちは、存在理由が失われ繁殖されなくなりました。
一時は絶滅の危機にありましたが一部の愛好家たちの手により時代に合った犬へと大きく改良が進められることになりました。
攻撃性を抜いても頑固で忠実な気質はそのまま残り、イギリスを象徴する国犬となって、フレンチ・ブルドッグやブルテリアなどの犬種作出にも使われるようになりました。
日本で飼育されているブルドッグの飼育数は2017年の犬種別犬籍登録頭数を調べてみると926頭でした。
平均体重25kg前後の中型犬です。
ブルドッグの体全体は重心が低くガッチリしていて、よく見るととっても愛嬌のある顔をしています。
体に比べて大きな頭に、踏ん張ったような立ち姿が特徴です。
ブルドッグの毛色は数種類あり単色かブラックのマスクとマズル、またはホワイトとブチが入ったお会い度と呼ばれるものがいいとされています。
性格
ブルドッグの性格は物静かで温厚です。
飼い主への忠実心も深く、いつも一緒に家族といたい甘えん坊でもあります。
見知らぬ人にも攻撃することはなく、無駄吠えすることもほとんどありません。
子供にも優しく接することが出来るのも素敵です♪
しかし気に入らないことがあると耳を傾けないほどに頑固でもあります。
頑固な面がしつけの時に出てしまうと、なかなか受け入れてくれませんので時間をかけながら地道にしつける必要があります。
お手入れ方法
ブルドッグは走ったり遊んだりすることはあまりありませんが、飼い主と共に活動することを今観ます。
体調管理の必要がありますので朝晩の涼しい時間帯に毎日30~1時間程度ゆっくりと散歩を行うとよいでしょう。
日本の高温多湿の夏はブルドッグにとって、とても厳しい季節でもあります。
無理に外出することはよくありませんので夏場でも部屋の温度を調整し暑い部屋で育てることは避けましょう。
ブルドッグにとってエアコンでの管理は必須となります。
ブルドッグの毛は短毛ですので手入れは楽です。
毛の手入れよりも皮膚の手入れが重要となってきますので、シワの間が汚れた時などは濡れタオルでこまめに拭き取るようにしましょう!
かかりやすい病気
ブルドッグの病気で非常に起こりやすいものは、皮膚病・チェリーアイ(しゅん膜脱出)・呼吸器障害の3つで、多くのブルドッグが生涯のうちにこれらの病気にかかるとさえ言われています。
皮膚炎
犬の症状の中で一番多いのが“皮膚炎”です。
ペットにとっても身近な病気ですが皮膚病にも様々な原因があります。
・アレルギー性皮膚炎
アレルギーによるトラブルは犬も多く、アレルゲンと呼ばれる原因物質に触れたり食べたりすることで皮膚炎を起こします。
まず口の周りが痒くなり、顔全体にも痒みが広がります。
ドッグフードによく入っている着色料や防腐剤などの添加物によって発症する場合もあります。
アレルギー性皮膚炎が慢性化するとアトピー性皮膚炎と診断されることになります。
・アトピー性皮膚炎
呼吸する時に、アレルギー物質を吸い込み、過敏症を起こす病気です。
とても痒くなり、湿疹を繰り返します。
アレルゲンとなっている物質を特定を特定し、それを除去することで改善します。
アトピーになると完治が難しい病気と言われていますが改善しない病気ではありません。
アトピー性皮膚炎の治療には現在下記のような錠剤タイプのお薬が使われています。
もちろん病院で診てもらうことが治療法となりますが、薬に関しては通販などでも購入することができます。
ジェネリックもご用意しておりますのでお安く購入することが出来るのもメリットです。
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チェリーアイ
チェリーアイは第三眼瞼が外に飛び出してしまった状態の事です。
炎症を起こして腫れあがった第三眼瞼がサクランボのように見える事から「チェリーアイ」と呼ばれています。
飛び出した第三眼瞼が角膜や結膜を刺激する事で角膜炎や結膜炎を引き起こします。
この病気は先天性と後天性に分類され先天性の場合は結合組織によって繋ぎとめる力が弱くなります。
後天性の場合は、目やその周囲に外傷を負っている場合や、目の奥に腫瘍がある場合にみられます。
症状としては目を擦ったり、瞬きの回数が増えたり、涙が流れたり、充血します。
治療法は飛び出した第三眼瞼が小さければ抗炎症薬の点眼などです。
あとは外科手術による整復手術が必要となります。
乾性角結膜炎
乾性角結膜炎とはドライアイのことです。
目の表面が乾いて、角膜と結膜に炎症が起こす自己免疫疾患です。
原因は遺伝もありますが、眼球面積の大きな犬種がよくなりやすいと言われています。
“結膜の充血”・“浮腫”・“角膜の充血”・“色素沈着”・“眼脂”・“瞼の痙攣”などが見られることがあります。
ドライアイの治療には現在下記のような目薬タイプのお薬が使われています。
もちろん病院で診てもらうことが治療法となりますが、薬に関しては通販などでも購入することができます。
通販サイトは病院へ行く時間・手間が省けるので便利ですね。
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鼻腔狭窄症
気道が狭くなり呼吸がしにくくなる病気です。
鼻が低い短頭種は鼻腔の構造上、もともと気道がせまくこの病気になりやすい傾向があります。
呼吸が苦しい様子が見られるなら呼吸器系の疾患が疑われます。
ワンちゃんの様子がおかしければ病院で診てもらいましょう。