【症状】歩き方がおかしい

足を引きずったり、かばうように歩いたり、足を上げたまま地面に付くことができなかったりと、愛犬がふだんと違う不自然な歩き方をしていたら、それはもしかしたら病気のサインかもしれません。触られると嫌がる場合は痛みがあることが多いので、すみやかに病院へ運んで適切な処置を受けましょう。
目次
【症状】足を上げたまま地面につけない、足が腫れていたり出血している
考えられる主な病気(病名をクリックすると詳細に飛べます。)
・骨折
・関節炎
・脱臼
→大至急病院へ!
【症状】後ろ足が麻痺している
考えられる主な病気(病名をクリックすると詳細に飛べます。)
→大至急病院へ!
【症状】まっすぐ歩けない、ぐるぐる同じところを回る
考えられる主な病気(病名をクリックすると詳細に飛べます。)
・前庭障害
・内耳炎
・中耳炎
→大至急病院へ!
【症状】腰を振りながら歩く、ふらつく
考えられる主な病気(病名をクリックすると詳細に飛べます。)
→早く病院へ!
【症状】足を引きずる、かばう
元気や食欲がない、触ると痛がる場合
考えられる主な病気(病名をクリックすると詳細に飛べます。)
・脱臼
・関節炎
・骨の腫瘍
・ケガ
→早く病院へ!
元気で食欲がある、足の裏に小さな傷がある場合
→様子を見ましょう
愛犬の歩き方が最近おかしい、ふだんと違う、そんなふうに感じるのはもしかしたら病気が原因かもしれません。歩行の異常のほかにも、腫れや出血がないかなど犬の状態をよく観察してみましょう。
椎間板ヘルニアや股関節形成不全などの病気になると、歩くときにふらついたり、スムーズに立ち上がれなくなったりします。また、椎間板ヘルニアでは麻痺のために後ろ足が動かなくなったり、引きずって歩いたりすることもあります。さらに、足を引きずる、かばうように歩くという症状は、外傷や脱臼、骨の腫瘍などでもみられます。
痛みとは違い、内耳炎・中耳炎・前庭障害などの病気の影響で平衡感覚が失われ、ぐるぐると同じところを回ったり、まっすぐ歩けなくなるといった症状が出ることがあります。ほかに、頭が傾いたり眼球が震えたりといった症状があらわれることもあり、その場合にはすぐに受診することが必要です。